DAWソフト「LUNA」がApolloユーザー向けに無料提供

雑記

どうも、ちょっと前まで音楽制作してました。伊勢ユーキです。

DTM界隈で面白いニュースがあって、前に音楽制作していた身としてちょっと気になったのでご紹介。(少し専門的な内容になっちゃうかも)

Universal Audioから「LUNA」発表

The 2020 NAMM Showにおいて、Universal Audioから、新しいDAWソフト「LUNA」が発表された。2020年春より無料提供されます。

Macユーザーでかつ、Apollo シリーズのユーザーに無料で提供されるソフトみたい(でも、最近の流れからすると、いずれ Windows の Apollo ユーザーも使えるようになるのかな)

「LUNA」の特徴

レコーディングやミキシングはもちろん、MIDI トラックでソフトウェア音源を流すことも可能。ハードに付属しているただのおまけソフトではなく、結構本格的なソフトだ。

また、各トラックにチャンネルストリップが付属してて、Neve とかの音を付与できる。これらチャンネルストリップは Native 作動で NEVE のコンソールや、STUDER マルチトラックテープレコーダー等をエミュレーションしたものとのこと。

詳細についてはこちらの記事が詳しいのでリンクを貼っておきます。

Apollo 向けに開発されていると思うから、当然 Apollo のオーディオインターフェイスと相性は良いでしょう。遅延などは少ないと思う。

誰が買うべき?

個人的には「Cubase」や「Logic Pro X」みたいな音楽制作 DAW よりも、むしろ「Protools」のような既存のレコーディングシステムに対する対抗馬としてリリースされたのかなという印象を受けました。

Apollo に搭載されている 優秀な DSP を、レコーディングやミキシングに応用することで、現在商用レコーディング市場で主流になっている DSP ベースの Pro Tools を切り崩そうとしているのだと思う。

というわけで、個人で DTM している人より、レコーディングエンジニアとか、もしくは「Protools」メインで音楽制作している人にとって、試してみる価値のあるソフトだと思う。

Apolloシリーズの中でも特に Apollo Twin だと手軽に持ち運べるので、

  • 出先でノートPCとApolloを持ってレコーディング
  • 家に録音データを持ち帰って、プロジェクトデータごとメインPCに移す
  • そのままミックス

みたいなことが手軽にできて面白いと個人的には思います。

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