今回は、僕がアクアリウム撮影で愛用している、PLフィルターについてご紹介します。
Amazon で PRO1D WIDE BAND C-PL をチェックする
PLフィルターとは
レンズフィルターといえば、PLフィルター(CPLフィルター)。
Lightroom などのデジタル処理の技術を持ってしても、水面やガラスの反射除去というのは難しい。
なので、反射を抑えることができるPLフィルターを愛用する人は多いと思う。

僕は水族館やアクアリウムでの写真撮影が好きだが、ガラス越しの撮影がメインになるため、PLフィルターが欠かせない。
この写真は京都二条城で開催されていたアートアクアリウムで、PLフィルターを使って撮影したものだ。
もしPLフィルターを持っていなかったら、カメラを構えている自分がガラスに映り込んで、せっかくの写真が台無しになっていたと思う。

『PRO1D WIDE BAND サーキュラーPL』とは
そんなPLフィルダーの中でも、オススメがkenkoの『PRO1D WIDE BAND C-PL』。
本来RXシリーズにフィルターレンズは装着出来ないのだけど……その辺のカラクリはいつかまた別の記事でご紹介したい。
PLフィルターは市場に多くの種類が出回っておりピンからキリまである。
その中でも『PRO1D WIDE BAND C-PL』はいわゆる定番商品で、値段と性能のバランスが良いとのことで使っている。
本当はもっといろんな製品を吟味して、自分にあったフィルターを見つけたいのだけど、そもそもPLフィルターは数年経てば劣化する消耗品。
なので、あまり拘っても仕方ないかなと割り切って使ってたりする。
使ってて良いと思ったところ
『PRO1D WIDE BAND C-PL』はとにかく薄型のフィルターなので、装着しても撮影の邪魔にならない。
回転枠のフィルターは構造状、厚みが出てしまうと思うのだけど、このフィルターの厚みは実測で5mmもない程度。

僕はカメラについては、アクセサリー類も可能な限り軽量で小さいものを選ぶようにしている。
そういう観点でもこの薄型フィルターは僕にとってぴったりのアイテムだ。荷物をミニマルに抑えたい人には是非ともお勧めしたい。
なお、操作性を損なわないよう枠にはローレット(すべり止め)が施されており、扱いやすさも良好だ。
作例
冒頭の写真は京都二条城で開催されていたアートアクアリウムで撮影したものだけど、その他の写真は以下の通り。
いずれも『PRO1D WIDE BAND C-PL』を用いて撮影している。





とにかくガラスや水面の撮影で恩恵のあるフィルターレンズなので、とりあえずつけておけば、クリアな写真を簡単に撮影することができる。
まとめ
こんな感じでkenkoの『PRO1D WIDE BAND C-PL』についてざっと紹介してみた。
僕は水族館での撮影が多いので、今回は映り込み防止の観点で紹介したけど、PLフィルターには写真の色彩を鮮やかに表現できる効果もある。
そのうち、そういった写真も撮影して、効果のほどを検証していきたいと思う。
いずれにせよ、もしものためにカバンに一枚常にいれておくときっと重宝すると思う。
最近写真を始めて少しでも興味を持っている場合は、迷わず手にすることをオススメしたい。