どうも、伊勢ユーキです。
僕はまだ英語でネイティブと満足にコミュニケーションできるレベルには至っていません。
ただ、一応 TOEIC のスコアは 750 以上で、すごくできるわけではないけど、一般的なサラリーマンと比較するとちょっぴり高いとは思う。
転職活動にあたっても、TOEIC のスコアが内定を決めた一因だったと思っています。
いま勤務もしている部署も(日本企業だけど)本社機能は米国にあって、英語の資料を扱うことが多いです。

英語耳とは
前置きはさておき、これからたまに英語の学習について記事にしたいと思ってるけど、まずリスニングでオススメしたいのがこの『英語耳』だ。
初版は2004年だが、2020年現在も改訂版が出ているロングセラー。英語学習者にとって定番の一つだ。


著者は英語教育評論家の松澤 喜好(まつざわきよし)先生。
松澤 喜好(まつざわ きよし、1950年3月1日- )は、日本の英語教育評論家。
Wikipediaより抜粋して引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/松澤喜好
電気通信大学電波通信学科卒業後、富士ゼロックス入社。2004年『英語耳』を刊行してベストセラーとなり、以後多くの音声による英語習得の著作を出している。
リスニング力向上を目的としたスピーキングの本
英語学習においてはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4要素があって、TOEICにおいてはどれも欠かせないと思う。
この本はその中でもリスニングとスピーキングに全振りした本だ。
リーディングとライティングについてはバッサリ切り捨てているので、別の勉強アプローチが必要だ
この本の良いところは、まずは発音記号とその発音方法の確認から入り、次に会話における音の繋がりや省略についての解説となっており、それらを繰り返し練習できるところだ。
「発音できない音は聞き取れない」というのがこの本のポリシーだ。
リスニング力を鍛えるためには、まずは英語の正しい発音を知り、正しい発音ができるようになることを第一としている。
そのため、正しい発音ができるようになるための反復練習の素材が盛り沢山で、すごく鍛えられる。
この本に書いてある発音練習を信じて、ひたすら鍛錬を繰り返すのがオススメ
僕もこの本に書いてある通りに、発音記号の発音の仕方を繰り返し反復練習するようにした。
不思議なことに、発音することによって、スピーキング力よりもむしろリスニング力が鍛えられた。
この不思議な感覚は『英語耳』を読んで、実際に発音練習してみないと味わえないと思う。
反復練習が大事
勿論、『英語耳』だけで完璧に英語を聞き取れることは難しいと思う。
でも、まずはこの本で反復練習して、正しい発音を身に付けることが、英語力を上げる第一歩になると思う。
素振りをせずにホームランを打てる野球選手がいないように、発音練習をせずに英語力を上げるのは難しいと思う。
多少癖の強い学習書なので向き不向きは正直あると思う。
でも『英語耳』が一つの定番であり、初版から10年以上たった今も、多くの英語初学者にとって助けになっているのは間違いないと思う。
「発音できない音は聞き取れない」は僕も仕事で痛感することが多いので、これからもこの本を繰り返し読み解いて、練習を重ねていきたい。